読書の雑記 子供に読んで欲しい本

気になった本や本を読んで感じた事、エピソードを綴ります。。

本田健の書斎探訪 ―知的経済自由人の生き方【渡部昇一、田原総一朗、森永卓郎 他】

作者の本田健さんが知的経済自由人と思われる方の書斎を訪問しインタビューする内容を興味深く読みました。

現在読書離れが叫ばれる中、文化庁の「国語に関する世論調査」では、全国の16歳以上の男女3000人を対象に調査を実施し、調査結果では、マンガや雑誌を除く1カ月の読書量は、「1、2冊」と回答したのが34・5%、「3、4冊」は10・9%、「5、6冊」は3・4%、「7冊以上」が3・6%だったのに対し、「読まない」との回答が最も多く、47・5%に上った。

調査結果について、日本大学の田中ゆかり教授(日本語学)は「日本人に限ることではないだろうが、近年はインターネットなどの普及により、細切れの情報を短時間で取得する風潮が一般化している。一方、小説をはじめとする紙媒体の書物は、練り上げられた文章を時間をかけて読むことが求められ、結論を急ぐ現代人の感性には、合わなくなってきている。読書量の減少は、ある意味、時代の必然といえるかもしれない」と分析されています。

結論を急ぐ昨今の流れが変わる事は難しいとは思いますが本好きの私としては、この本に登場する方の書斎は魅力的で、特に亡くなられた渡辺昇一さんの言葉は重く、人生の中心に本がある事に凄まじさを、感じました

 途中から書斎探訪ではなくなって、得意な幸せな小金持ち一辺倒の話になってきたけれど、すごく為になりましたし、本の中で紹介された本はとても興味深くその後読んだ本も多くありますがすごくためになりました。